自宅で出来る!ペットと一緒に健康維持する方法
どんな動物でも、運動は必要です。
種類や年齢や体調などによって必要な運動量や適した運動方法は異なりますが、どんな動物でも運動は必要です。ダイエットのためだけでなく、筋力をつけたり血液を循環させたり免疫力をあげたり、様々なところで運動は役にたちます。
お散歩とは別で、お家遊びもしていきましょう。
ワンちゃんの場合は、お散歩は単なる運動だけではなく、社交の場であり、様々な刺激が得られる貴重な機会でもあります。多くのイベントが感染症対策のため開催を見合わせたり、仲間と連れだってどこかに出かけることが憚られたりする昨今は、普段のお散歩で社交の場を確保しつつ、おうちでも運動の機会を増やしてあげるとよいかもしれないですね。
怪我をしないよう、適切な環境を作ってあげましょう。
ご自宅でワンちゃんネコちゃんと遊ぶ際の注意点としては、なによりも誤飲誤食の危険があげられます。ご自身のペットがどの程度の食欲や破壊力を持っているかに気を付けてください。特に大型犬の場合は、少しでも壊したり誤飲する可能性のあるおもちゃを与えるときは、絶対に目を離さないよう注意してください。おもちゃで遊ぶ前には、しっかり水洗いをして薬剤などのアレルゲンを落とすようにしてあげましょう。
また、フローリングで滑って脱臼したりしないようにカーペットなどを敷いてあげることも大切です。高齢な子は転倒やソファーなどからの落下により骨折する危険もあります。自力でソファーに上がれないようにしたり、物を減らしてバリアフリーにしてあげると、抜け毛のお掃除などもしやすくなって飼い主さんにとってもメリットがあると思います。
ワンちゃんとおうちで遊んであげましょう
ご自宅でできることはたくさんありますが、代表的なものをいくつかあげてみましょう。おうち時間がふえた今は愛犬との時間を楽しむチャンスなので、色々チャレンジしてみてくださいね。
・ノーズワーク
ワンちゃんが得意の、嗅覚を使ったゲームです。おやつやドッグフードなど匂いの出るものを、毛布やカップの下などに隠して探させます。はじめは匂いの強いものをワンちゃんが見ている前で簡単な場所に隠して探させるところからスタートしてみてください。
・ボール遊びや引っ張りっこ
猟犬など動くものを追うのが得意なワンちゃんは喜ぶ遊びです。遊ぶ道具は、飲み込んだり食いちぎったりする危険のないものを選んであげてください。執着の強い子だと、おもちゃを離さなくなって攻撃性が出る子もいるので、ワンちゃんの性格に合わせて無理のない範囲で楽しんでください。
ネコちゃんにおうちで遊んでもらいましょう
もともとネコちゃんはおうちで遊ぶことが多いかと思われます。一人遊びもできる子が多いので、環境を整えてあげましょう。
・キャットウォーク
ネコちゃんは上下運動が得意な子が多いので、キャットタワーやキャットウォークなど高低差をつけた環境づくりをしてあげるといいでしょう。専用のものを購入しなくても、机の上を片付けておいたりあえて段差をつけて家具を配置してあげたりすると自発的に運動してくれます。
・トレジャーハンティング
素敵なおもちゃが隠されていて、手を入れておもちゃを探したり取り出したりして遊ぶおもちゃがネコちゃんには人気のようです。穴のなかのネズミを追いかけているような本能を刺激される感覚なのかもしれませんね。
・トンネル
収納できるタイプで場所をとらないキャットトンネルもあります。せっかくおもちゃを買ってあげたのに、購入時の紙袋や段ボールの方に夢中になってしまったという経験のある方もいらっしゃるかと思います。狭い場所でもぐったり隠れたりガサゴソしたりは楽しいのでしょうね。
ネコちゃんと遊ぶ際には、手を引っかいたり噛んだりされないよう気を付けてください。噛み癖がついてしまうと、飼い主さんがけがをするだけでなく、来客時や動物病院通院時に人に危害を与えてしまう可能性も出てきます。キャットタワーなどは、高齢や病気のネコちゃんには転落の危険もあるので、体調管理をしながらかかりつけの獣医さんと相談して決めてください。
たくさんあそんで健康を維持、スマートタグPETBLEもお役立てください♪
感染症対策のため外出を控える風潮で、普段より運動量が低下しているワンちゃんも多いかと思います。この機会におうちでも運動できる環境を整えたり、健康管理ツールを使って運動量を管理したりしてみてはいかがでしょうか。
運動量を記録できるPETBLEスマートタグを活用して、適切な運動で健康寿命を延ばせるよう、ペットと一緒に素敵な習慣をつくっていってください。
ライター:北川 真帆