【獣医師監修】犬の自律神経について | WePet-プレミアムペットフード通販

【獣医師監修】犬の自律神経について

健康

犬は季節の変わり目に体調を崩しやすいことがあり、これは気温や気候の変動が自律神経に影響を与え、犬の健康状態が悪化することがあります。
この自律神経の役割と犬の体調管理の重要性を理解することが、犬の適切なケアにつながります。
本記事では、犬の自律神経について解説しますので、是非最後までご覧ください。

自律神経とは

自律神経は、私たちの意識とは無関係に体の機能を調節する神経です。
これには、交感神経と副交感神経の二つの部分があり、これらは常にバランスを取りながら活動しています。
交感神経は「戦うか逃げるか」の状況で体を活動的な状態にし、副交感神経はリラックスしてエネルギーを蓄える際に働きます。
犬でも人間と同様に、この自律神経系が心臓の働きや消化活動、体温調節など多岐にわたる生体機能をコントロールしています。

自律神経が乱れる理由

犬の自律神経のバランスが乱れる原因は多岐にわたります。
飼育環境の変化、長時間の留守番、過度な運動、人間との関係などが挙げられます。また、食事の質、運動不足、遺伝的要因、病気や怪我も自律神経に影響を及ぼす可能性があります。

自律神経を整える方法

自律神経のバランスを整えるためには、日常生活におけるストレス管理が重要です。
定期的な運動を通じてエネルギーを消費し、ストレスを軽減することが効果的です。
散歩や遊ぶ時間を確保することで、犬の精神的、身体的健康を保つことができます。また、栄養バランスのとれた食事を提供することも自律神経の健康を支える基本です。
不足しがちな栄養素はサプリメントで補うこともできます。
家庭内では、落ち着ける場所を提供し、家庭内での騒音や不穏な動きを避けるように心掛けるようにしましょう。

まとめ

犬の自律神経は健康と関連しておりますが、適切なケアによって予防することが可能です。日々のケアにおいては、適度な運動、バランスの取れた食事、そしてストレスの少ない環境作りが鍵となりますので、愛犬の行動や健康状態に注意を払い、異変を感じたら早めに獣医師の診断を行うことをおすすめします。犬との生活をより豊かで健康的なものにするためにも、今回解説した点に気を付けて生活をするようにしましょう。

 

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獣医師:丸田 香緒里

◆丸田 香緒里 プロフィール

日本大学卒。動物病院勤務後、「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。ペット栄養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、メンタルケアカウンセラーなどの資格を生かし、病院での診療や往診のほかに、セミナー講師やカウンセリング、企業顧問、製品開発など活動は多岐にわたる。
HP:http://animallifepartner.com/

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