人気の犬種を調査!特徴や体長・体重を解説
人気の犬種を調査!特徴や体長・体重を解説
愛犬とご自身の健康を維持するために、毎日のお散歩を日課にされている方は多いかと思います。愛犬との楽しい運動やそこで出会うワンちゃんたちとの交流も、犬と暮らす醍醐味といえるでしょう。お散歩中に出会うワンちゃんがご自身のワンちゃんと同じ犬種だと飼い主さん同士も仲良くなれたり、希少な犬種にお目にかかれて話がはずんだりすることはありませんか。
今回は「犬種」という特性を通して、ご自身の愛犬について改めて見つめなおしたり、お散歩で出会うワンちゃんの犬種について知ったりして、ワンちゃんへの理解をより深めてもらえたらと思います。
飼育頭数ランキング
- 1位 プードル
- 2位 チワワ
- 3位 ダックスフンド
- 4位 ポメラニアン
- 5位 フレンチ・ブルドッグ
プードル
賢くて抜け毛が少ないことから、人気の高い犬種です。毛が抜け落ちない分、お手入れが必要でトリミング必須犬種となります。月々のトリミング費用は掛かりますが、お掃除の負担やお洋服につく抜け毛が少なく体臭も少ないので、綺麗好きな方には最適でしょう。とても賢い犬種でコミュニケーション能力も高いので、しつけが入りやすく家庭犬向きです。活発で使役犬として働いてきた歴史も長い犬種なので、アジリティーやプールなども一緒に楽しめるでしょう。
スタンダード・プードルは体高45cm~60cm。
ミディアム・プードルは体高35cm~45cm。
ミニチュア・プードルは体高28cm~35cm。
トイプードルは体高24cm~28cmとなっています。
チワワ
世界最小の犬種です。その小さく愛くるしい外見に反して、勇敢な一面があります。よく吠えるとか気が強いといった話も聞くように、適切な接し方ができないと勇敢さと忠誠心をこじらせてしまうこともあるようです。飼い主に対しては愛情深く、忠誠心があります。
体重は約1kg ~3kg。
ダックスフント
「スムース」「ロング」「ワイヤー」の3種類の毛質があり、毛質によっても性格が少し異なるようですが、基本的には友好的で落ち着きのある性格です。もともとが猟犬であったことから吠えやすい性質もありますが、人なつっこく賢い犬種なのでしつけ次第で無駄吠えは抑えられるでしょう。
スタンダード・ダックスフンドは体高約35cm~47cm。
ミニチュア・ダックスフンドは体高約30cm~37cm。
カニーンヘン・ダックスフンドは体高約25cm~32cm。
ポメラニアン
飼い主への忠誠心が強く、学習能力が高いのでしつけが入りやすいです。また、警戒心が強いので、番犬向きといわれます。活発な犬種なのでたくさん運動させたり、根気よく来客に慣らしたりしておくことで、無駄吠えが出ないように対策ができます。ふわふわの可愛いルックスから、ヴィクトリア女王も愛した愛玩犬種です。明るい性格で運動好きなので、たくさん遊んであげると喜びます。
体高約21cm前後。
フレンチ・ブルドッグ
愛嬌たっぷりで、根強い良い人気のある犬種です。がっちりした見た目に反してデリケートな犬種なので、健康管理には注意が必要です。チャーミングなしぐさと愛情深い性格から可愛がられることが多いのですが、ブルドッグ系の頑固な一面もあります。悪いことをしたときにはあまり怒らず、良いことをしたときに重点的にほめてしつけてあげると、賢い犬種なのでよく学習します。
体高約24cm~35cm。体重約8kg~14kg。
たくさんの犬種がありますが、大事なのはご自身のワンちゃんについて知ることです
世の中には、たくさんの犬種がいます。それぞれが特性を持ち、性格や気性やかかりやすい病気なども統計上わかっています。ジャパンケネルクラブ(JKC)から公認されている犬種は約200犬種、国際畜犬連盟(FCI)から公認されている犬種は約350犬種、世界中には非公認犬種を含めると700〜800もの犬種がいます。
犬種により特性はありますが、おなじ人間でも個性ある様々な人がいるように、「チワワ」と一口に言っても、それぞれのワンちゃんによって少しずつ体格差や性格も異なります。トリミングサロンでも、犬種だけではなく体重別で料金を決めているお店があるように、必ずしも、犬種で性格や体格が決められるわけではありません。
ですが、飼育環境づくりや未病の観点からは、犬種は考慮すべき要素といえるでしょう。闘犬種などは飼育方法が限定されているものもありますし、犬種ごとになりやすい病気は判明しています。ご自身のワンちゃんについての情報を収集して、飼育前からご自身のライフスタイルや家族構成にあった犬種選びをして、ご家族として迎え入れた後も、適温や正しい接し方などしっかり把握しておくことが大事です。
人気犬種もそうでない犬種も、それぞれの魅力があります
一概にランキング上位だからよい、下位だと飼いにくい、といったことはありません。たとえば、飼育頭数の少ない犬種はブリーダーが厳選されていて、乱繁殖の被害や欠陥の少ない良質なワンちゃんが産まれることが多いですし、飼育頭数の多い犬種は一般的で扱いやすく、病院などでの症例も多いため適切な対応をしてもらいやすいというメリットがあります。これからワンちゃんを飼うことを考えている方は、それぞれの犬種の特性を参考にしながら、最終的にはその仔自身の個性を見て選ぶのがよいでしょう。
ランキングの順位と体重・体高はジャパンケンネルクラブを参考にさせていただきました。
参照元:ジャパンケンネルクラブ >>
ライター:北川