ドッグカフェでのお食事マナー

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長引く感染症時代ですが、徐々にコロナ禍での新しい生活様式に慣れてきた方も多いのではないでしょうか。Go To イートキャンペーンには都内在住者や都内にあるドッグカフェも含まれています。安全に気を配りながらそろそろお出かけを始めてはいかがでしょうか。

ワンちゃんにとっても、社交の場やお友達のワンちゃんとのふれあいは大切です。家にいるばかりでは疲れてしまうと思うので、たまにはお出かけしてリフレッシュしてあげましょう！その時に、これまで以上に気になるのはお食事の際のマナーです。ピリピリしたムードのある最近は、ほんの些細な違いでも他人を許せない気持ちになる人が増えているといいます。ワンちゃん連れでのマナーを守って、楽しくドッグカフェでのお食事を満喫してくださいね。

お店選び

「ドッグカフェ」と「ペット入店可能なお店」の違いは、ペットが来る前提で営業されているか否かだといえるでしょう。本来であればテラス席や窓際の席のみペット同伴可能だったお店は、もしかするとこのご時世でペット同伴が難しくなっているかもしれません。デリケートな時期なので、新しいお店を探すときは「ペット同伴可能なお店」よりも、ペットと来店することが前提でつくられている「ドッグカフェ」を選んだ方が無難でしょう。

ワンちゃん用メニューやお水、リードフックなどが用意されているお店なら、ペット同伴ウェルカムなので居心地がいいと思います。また、そのようなドッグカフェならまわりの方もペット同伴で来られていることが多いと思うので、気兼ねせず楽しめるでしょう。

お店までの移動手段も、熱中症が危険な季節なので考慮が必要です。駅や駐車場からお店までの移動距離を確認し、熱くなっているアスファルトの上を歩かなくていいようにドッグカートやキャリーバッグを活用するといいかもしれません。ドッグカフェの帰りにスーパーや複合施設でお買い物をしたいと思っても、車の中や炎天下の外にワンちゃんをつないで放置しておくのは非常に危険なのでやめましょう。熱中症は人も動物も毎年死亡例の多い危険なものですが、日々の心がけ次第で防げるものでもあります。

持っていくといいもの

・お散歩グッズ

リードやトイレセットなど

・お水を入れる器

伸縮式のものもあるので、念のため持ち歩いた方が安心です

・消臭スプレーやシャンプータオル

汚してしまったときのために持っておいた方が便利です

・マナーベルトやオムツ

マーキングなどおトイレでの失敗を防げるので、できるだけ用意しましょう。

飲食店でのワンちゃん連れマナー

・好戦的なワンちゃんやヒート（発情）期のワンちゃんは控えましょう。

ドッグカフェに来る他のワンちゃんのストレスになり、本人（本犬？）にとっても危険なので、ドッグカフェやドッグランなど他のワンちゃんとの接触を避けてあげてください。

・入店前にトイレは済ませ、マナーパンツやマナーベルトを付けておくと安心です。

店内でお水やお食事をとるので、入店前に必ず済ませてから入店するようにしてください。万が一粗相をしてしまってもドッグカフェならトイレシーツや消臭剤などでご対応いただけると思いますが、こまめにトイレはさせてあげた方が安心です。また、他のワンちゃんの匂いなどで普段は粗相をしないワンちゃんもマーキングをしてしまう可能性があります。マナーベルトやマナーパンツはネットショップでも買えますし手作りもできるので、いくつか用意しておくといいでしょう。

・必ずリードをつけましょう。

他のワンちゃんもいますし、ワンちゃん連れでない方もこられるかもしれないので、リードは必ずつけましょう。万が一ケンカになったり踏まれてしまったりするといけないので、通路側でない（もしくは人通りの少ない）リードフックにかけたりして、ワンちゃんの動きをコントロールできるようにしましょう。

・ワンちゃんは土足であることを意識してください。

勝手に椅子にあげたり、テーブルに手をかけさせたりすることはやめましょう。かわいいぬいぐるみのようなワンちゃんをみるとつい忘れてしまいがちですが、地面を素足で歩いてきている土足です。人間でいうと、靴をはいたまま椅子に乗ったりテーブルに脚をあげたりするような行為になります。衛生面はもちろん、お店の方の迷惑になったり周りの方に不快な思いをさせたりしてしまう可能性があります。椅子にひくマットを敷いてから座らせたり、あまりにもテーブルに手をかけたがるようなら下におろして座らせたり、それでもだめならドッグキャリーに入って落ち着かせてあげましょう。

マナーを守ってドッグカフェを楽しんでください